数年前に比べると、種類や取り扱うショップが増え気軽に楽しめるようになったハーブティー。
女性に嬉しい効能もたくさんありますが、『たくさんあってどれを選べばいいのかわからない。』という方もいると思います。
そこで今回はおすすめハーブティーや効能、美味しい入れ方などご紹介します。
ハーブティーとは
ハーブティーとは、様々な薬用植物の葉や茎、花、果皮などを乾燥させお茶にしたものです。
乾燥させずに生で抽出するタイプや、ハーブを1種類ではなく何種類かブレンドさせたものもあります。
ノンカフェインのものがほとんどで、香り高くリラックス効果があるので妊婦さんや就寝前にもおすすめです。
女性におすすめハーブティー
*カモミール
ハーブティーの中でも定番の【カモミール】は小さな白い花が可愛らしいキク科の植物です。
リンゴやパイナップルのような甘い香りが特徴で、クセが少なく飲みやすいハーブティーです。
効能としては、抗炎症作用、抗アレルギー作用、安眠効果、リラックス効果などが期待できます。
*ルイボス
【ルイボス】は南アフリカ原産のマメ科の植物です。
ほんのりと甘く渋みのないお茶で、どんな食事にも合わせやすいハーブティーです。
クセが少なく子供や男性でも飲みやすいタイプです。
抗酸化作用のあるフラボノイドやミネラルを多く含み、美容や免疫力アップにも最適です。
*ローズヒップ
野バラの果実で赤いツヤツヤの実がかわいい【ローズヒップ】は、程よい酸味でスッキリとした味わいが特徴です。
成分は“ビタミンCの爆弾”といわれるほど豊富にビタミンCを含み、シミ、シワ予防、アンチエイジングにおすすめです。
その他にも、生理痛の改善やホルモンバランスの調整など女性に嬉しい効能がたっぷりです。
*ラベンダー
香り豊かなハーブといえば【ラベンダー】ですね。
綺麗な紫色の花の部分を乾燥させラベンダーティーにします。
ほんのりと甘く、わずかに渋さを感じる味わいです。
華やかな香りにはリラックス作用があり、気持ちを落ち着かせ安眠へ導いてくれるので就寝前がおすすめです。
*レモングラス
アジア料理に良く使用される【レモングラス】はイネ科の植物で、その名の通りレモンに似たさっぱりと爽やかな香りが特徴です。
レモングラスの葉から作られるレモングラスティーは、味わいも柑橘系に似てフルーティーです。
リフレッシュ効果があり、寝起きや休憩時間などに最適なハーブティーです。
その他に、胃腸を整える作用があるので食べ過ぎたときや油っぽい食事のあとにも良いとされています。
美味しい入れ方・保管方法
ハーブティーを自宅で楽しむために、美味しい入れ方をリーフ(茶葉)、ティーバッグのタイプごとにご紹介します。
普通の急須でも問題ありませんが、ハーブティーは色や花びらなど目でも楽しむことができるのでガラス製のポットがあるとより充実したハーブティータイムを楽しめると思います。
*リーフ(茶葉)タイプ
リーフを使うメリットは、ハーブティーの量や濃さを自分で調節できたり、自分の好みにブレンドして使えることです。
①ポットに沸騰したお湯を注ぎ温める
ポットが温まったらお湯は捨てます。
②ポットにドライリーフとお湯を入れる
カップ1杯(約200ml)のお湯に対し大さじ1杯程度のリーフが目安です。
お湯の温度は95℃が最適です。香りや成分が抽出されやすい温度です。
③蒸らす
お湯を注いだらすぐにポットに蓋をして香りを閉じ込めます。
蒸らす時間は、花や葉は3分、硬い実や種は5分が目安です。
それ以上、時間を置くと苦味やえぐみが出てしまうことがあるので注意です。
④カップに注ぐ
ポットを軽く回し濃さを均一にしたら、茶こしを使いカップに注ぎます。
小さな茶葉も取れるように、目の細かい茶こしがおすすめです。
茶こし付きのティーポットならお手軽にできますね。
*ティーバッグタイプ
ティーバッグの良さは、なんと行っても楽ちんなことです。
1人分や外出先でも簡単に楽しめますし、ハーブティー初心者の方にもおすすめです。
①カップを温める
温まったらお湯は捨てます。
②お湯を入れ蒸らす
カップにティーバッグとお湯(約150〜180ml)を入れ、3分ほど蒸らします。
ソーサーなどで蓋をしたら揺らしたりせず、じっくり蒸らします。
蓋になるものがないときは、キッチン用のラップでも代用できます。
③ティーバッグを取り出す
ティーバッグを入れたままにすると、渋みやえぐみが出てしまいます。
*アイスにする場合は、少し濃い目に入れるのがおすすめです。
*保存方法
ハーブは空気に触れると酸化してしまうため、密封で保存します。
購入した際にジッパーがついていないものは、ジップ付きの袋や密封容器に移し替えると長持ちします。
移し替えるときには、開封日や賞味期限なども記入しなるべく新鮮なうちに使い切るようにしましょう。
高温多湿はハーブの劣化を早めてしまうので、冷蔵庫で保管がおすすめです。
いかがでしたか。
今回はハーブティーの特集でした。
紅茶やジュース、カクテルなどとミックスして楽しめるハーブもあるので自分の好みを探すのも楽しいですね。
女性に嬉しい効果がたくさんあるハーブティー、気になる方はぜひ試してみてください。