2月中旬頃になると、日本各地で梅まつりが始まります。
今回は関東にスポットを当てて、おすすめの梅まつりをご紹介します。
梅のお菓子や郷土料理を楽しんだり、様々なイベントが盛りだくさん!
梅の花を眺めながらゆっくりと散策して、春の訪れを感じてみてください♪
せたがや梅まつり
東京都世田谷区 羽根木公園
2月8日〜3月1日 10:00〜16:00
羽根木公園の梅林は、「世田谷の名所にしたい」と当時の区議会議員全員で梅の木を植樹したのがきっかけで誕生しました。
梅の木は徐々に増え続け、現在では紅梅約270本、白梅約380本と650本もの梅を楽しめる梅まつりです。
また、抹茶サービスや餅つきなど様々なイベントを開催していたり、梅を使った和菓子の販売なども行われています。
小田原梅まつり
2月1日〜3月1日 10:00〜16:00
曽我梅林は、別所・中河原の2つの梅林からなり、富士山と箱根の山々を背景に、約3万5千本の梅がいっせいに咲きみだれます。富士の景色と3万5千本の白梅の香りが楽しめる贅沢な梅まつりです。
梅まつりの期間中は、流鏑馬(やぶさめ)や郷土芸能の小田原ちょうちん踊り、寿獅子舞、梅の種とばし大会など様々なイベントが開催されています。
渓流の梅園「梅まつり」
神奈川県 小田原フラワーガーデン
1月25日〜3月8日 9:00〜17:00
毎年1月中旬から3月上旬の梅の開花に合わせて開催されている梅まつりです。
2020年は“珍しい梅~初春の令月にして稀代の梅~”をテーマに、早咲きから遅咲きまで約200品種480本の梅の中から、特に珍しく、個性的な特徴をもつ梅に焦点を当てて紹介しています。花の中に花を2重に咲かせる台閣咲き品種「紅粉台閣」や細い花弁をつける「黄金梅」といった、他園では中々見ることができない品種が見ることができます。
梅園ガイドツアーの実施や梅園によく似合う着物レンタル・着付けのサービス(要予約・有料)、園内のカフェで 期間限定の梅メニューを販売するなど、期間中は梅の魅力を体験できる様々なプログラムを用意されているので、楽しめること間違いなしです。
咲き乱れる梅の芳香を楽しみながら春のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
越生梅林 梅まつり
2月15日〜3月22日 8:30〜16:00
埼玉県北西部の越生町に広がる越生梅林は、水戸偕楽園、熱海梅園とともに関東三大梅林の一つに数えられています。
梅林の規模は年々広がり、約2ヘクタールのエリアが越生梅林と呼ばれるようになりました。園内には白加賀、紅梅、越生野梅などの梅が約1000本育てられています。紅白の梅の割合は凡そ紅3割、白7割で、例年2月中旬に紅梅が開花を始め、続いて白梅が花を開きます。3月中旬までは梅のよい香が園内に漂います。
イベント期間中は、ちょっと珍しいミニSLが運行されています。期間中の土日祝日の10:30~15:00に、梅の木々の間を全長253メートル、蒸気をあげながら走り抜けるのです。サイズは小さくても、大人も乗りたくなりそうなワクワク感があります。親子はもちろん、お孫さん連れでも楽しいひと時を過ごすことができることでしょう。
向島百花園「~梅花彩る江戸花屋敷~梅まつり」
2月8日〜3月1日 9:00〜17:00
江戸時代後期に開園し、梅の名所として親しまれた向島百花園で「梅まつり」が開催されます。
俳句・和歌で「梅を詠む」浅草雑芸団による大黒舞い、放下芸等の「江戸大道芸」福来雀による「すずめ踊り」庭園職員が向島百花園ならではの草花や庭園風景の楽しみ方を紹介しながら、園内を散策する「庭さんぽ」講師(植物研究家:若林 芳樹氏)の解説のもと園内の野草を観察する「野草ウォッチング」も楽しめます。
梅の香りと江戸の趣を楽しむ、粋なひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
水戸の梅まつり
2月15日〜3月29日 6:00〜19:00
日本三名園の一つ「偕楽園」と水戸藩の藩校「弘道館」を会場に水戸の梅まつりが開催されます。
偕楽園には約100種類3000本、弘道館には約60種類800本の梅が咲き誇ります。他の梅林とは異なり梅の品種がとても多いため、紅梅・白梅さまざまな花を長い期間楽しめるのが一番の特長です。まつり期間中には、野点茶会、ひな流し、夜梅祭なども楽しめます。
何回か足を運んで、時々の景色の移り変わりを楽しんでみるのもおすすめです。
場所によって様々な梅を楽しむことができます。1ヶ所だけでなく、何ヶ所か訪れてみるのもいいですね。
梅の花と香りで、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか🌼