a)自分でできるジェルネイルの正しい落とし方
ジェルネイルはマニキュア(ポリッシュ)とは違うツヤツヤ感と持ちの良さで人気です。ジェルネイルはサロンでプロにやってもらたいけれど、ジェルネイルを落とすためにまたサロンに行くのはお金もかかるし時間もかかるのが悩みどころです。
今回は、ジェルネイルの正しい落とし方をご紹介します。自分で簡単にオフできるので、お金や時間を節約してみましょう。
《準備するもの》
アセトン（ジェルリムーバー）
ファイル
アルミホイル
コットン
ピンセット
ウッドスティック
マスク
ネイルケアクリーム
1.ジェルネイルの表面を削る
ジェルネイルの表面をファイル（やすり）で削って傷をつけます。使用するファイルは150〜180くらいのグリッド数のファイルがオススメです。このとき、力を入れ過ぎて自爪や皮膚を傷つけないように気を付けましょう。
カラーを重ねている場合はベースだけ残すイメージです。ホログラムやシェルなどのネイルパーツ埋め込んでいる場合は、パーツの角が少し出てくるくらいまで削ってください。軽く削ると削りすぎを防げます。
2.コットン、アルミでまく
アセトンを染み込ませたコットンをアルミホイルで巻いていきます。どちらの手段もピンセットを使用しておこないましょう。アセトンはすぐに揮発してしまうため、コットンにしっかり染み込ませるのがポイントです。
浸し方は人によって異なりますが、アルミホイルの上にコットンを乗せる手段と、コップなどにアセトンを入れてコットンを染み込ませる手段が多く使われています。初めはアセトンの量の加減が難しいので、慣れないうちはコットン全体をリムーバーに浸す手段がおすすめです。
作業がしやすいように片手の指5本ずつオフしていきましょう。
3. 時間を置く
アセトンでジェルを溶かすために10～15分前後放置します。アルミホイルからアセトンが流れ出たり揮発したりしないように、時間を置く前にもう一度アルミホイルがきちんと巻かれているか確認しましょう。
手を温めるとアセトンの浸透が早まるので、カイロなどを使用するとジェルが溶けやすくなります。ゴム手袋をはめたり、鍋つかみに手を入れたりするとジェルが溶けやすくなり、綺麗に落ちます。手を温めることを意識するとセルフオフの時間短縮につながります。
4. ウッドスティックでネイルを除く
10～15分ほど置いてジェルネイルが柔らかくなってきたら、ウッドスティックでネイルを取り除きます。このときすべての指のアルミホイルをはがしてしまうのではなく、1本オフしてから次をはがすようにしたほうがジェルの硬化を防ぐことができます。
ウッドスティックで、ジェルを軽く削っていきます。無理にはがすと爪を傷つけてしまうので、ゆっくり丁寧に作業をおこないましょう。全体的に上手くはがれないようなら、リムーバーの量や染み込み時間が不足している可能性があります。1～3の手順をもう一度おこなってみましょう。少しだけジェルが残ってしまった場合は、ファイルを使ってジェルの部分だけ軽く削り落としてみてください。
5. ネイルケア・ハンドケアを行う
アセトンを流すために手を洗い、ネイルオイルなどでハンドケアをおこなえばセルフオフは完了です。爪や爪周りの皮膚が乾燥しないようにしっかり保湿をおこないましょう。
b)ジェルネイルオフキットをプチプラで揃える
自宅で簡単にジェルネイルをオフできるキットが多数あります。それぞれオフに必要なものを個々に揃えると大変です。サロンに出かけた費用になる場合もあります。そこで今回は少ない道具でジェルネイルがオフできるプチプラアイテムをご紹介します。
①Rooro(ローロ) ジェルリムーバーパック 30枚入り
アセトンを含んだコットンとアルミホイルが一緒になった優れものキットです。爪やすりでジェルネイルを削り、このパックに爪を入れて10〜20分放置するだけで、ジェルネイルを自分で簡単に落とせます。放置したあとは自分の爪でジェルネイルが削れるほどです。
②DAISO(ダイソー) ジェルネイルオフグッツ
・ジェルネイルオフホイル
・ジェルネイルリムーバー
・ネイルケアセット
なんと100円ショップでもジェルネイルオフ専用のアイテムが売っています。ジェルネルオフホイルの箱の裏にはちゃんとやり方も書かれているので、ジェルネイルを初めて自分で落とす人でも簡単に落とせます。オフホイルの中にはコットンがくっついたアルミホイルが10枚入っています。プチプラで全て揃えられるのは嬉しいですね。
いかがでしたか。セルフオフの際は、決して無理やりはがさないことが重要です。無理にはがそうとすると爪の表面ごとはがれてしまい爪を傷めてしまいます。健康な爪だからこそジェルネイルを楽しめます。そのためには丁寧なセルフオフが大切です。
またジェル用のリムーバーには基本的にアセトンが入っています。アセトンは揮発性が高く引火しやすいので、火気厳禁・換気に注意しながらセルフオフを正しい手順で行いましょう。
