◎この時期に足がガサガサになってしまう原因
◎今夜から試したい足のガサガサ解消法
◎キレイなツルツルかかとを手に入れられる、おすすめケアアイテム
◎この時期に足がガサガサになってしまう原因
寒さが強まりタイツや靴下を履く時に、足のガサつきに気づきギョッとしていませんか。素足を出す春先や夏まで放置せずにすぐケアする事をおすすめします。
大気が乾燥するこの季節は顔や手、首元など目の届きやすい部分のお手入れはおこなっていても、目の届きにくい足元を気にする機会は少ないものです。足のガサガサは、毎日靴を履くことによって生じてしまうのがほとんどですが、他にもガサガサになる原因があります。自分に当てはまるものがあれば日々の生活を見直しましょう。
a.靴による刺激
ハイヒールやパンプスを履くことが多く、長時間の立ち仕事の人に該当しますが、靴をはいたまま立っていると、靴の中で足裏に常に圧がかかった状態になっており、圧迫や摩擦を受けることにより、徐々にかかとの角質層は硬く厚くなっていきます。
さらに、サイズの合わない靴を履いている人も靴の中で摩擦が繰り返されてしまい、これらにより角質が厚くなる可能性が高くなります。硬く厚くなったかかとにはうるおいや水分が浸透せず、より乾燥化がすすみ、ガサガサを引き起こすようになるのです。
b.乾燥から受けるダメージ
足裏には汗腺はあっても皮脂腺がありません。これによって油分が不足し、乾燥しやすくなってしまうのです。顔や腕、足などの皮膚表面は、水分と脂分が混ざった皮脂膜に覆われていることで、乾燥を防ぎにくい状態を保つことができます。
また、加齢によって皮膚のターンオーバーが低下すると、古い角質がはがれにくくなり、古くなった角質が蓄積されて分厚くなっていくことの悪循環により、乾燥がどんどん進んでしまいます。つまり、足裏の乾燥の多くは冬の大気の乾燥も大きく影響しているので、温かい家の中だからといって裸足でいることは避けましょう。
冬はこたつやホットカーペットなどの暖房器具に素足であたっていると、足裏の表面はどんどん乾燥していきます。また冬場はムートンブーツなどのブーツを履く女性も多いかと思いますが、ブーツも同じく足の裏に汗をかきやすいため、足の裏の乾燥を助長する可能性がありますので注意しましょう。
c.冷え性、足の血行が悪い人
血行が悪くなると、肌のターンオーバーがうまくいかなくなってしまいます。さらに、夏場も靴下が手放せないような冷え性の人は、特に冬になると血流も悪くなり、血行が滞りがちです。血行を促進するためには食事などが大切になっていきます。食事、マッサージ、入浴などで血行を促進してあげると、足の角質のたまりやすさは解消できます。
d.その他考えられる原因
角質ケアをしても足裏がガサガサ改善されないときは、水虫（角質増殖型水虫）を疑いましょう。かかとなどの水虫は一般的にかゆみを伴わなず、見ただけでは判断が難しいので、水虫の疑いがある場合はすぐに皮膚科を受診しましょう。放置していると白癬菌が皮膚内部まで広がり治療にも時間がかかってしまうので、早期治療が大切です。
また女性は繊細な生き物ですから、体調不良が原因で足裏が乾燥することもあります。
便秘、腸の不調、卵巣や子宮など女性特有の疾患、腎臓疾患などがあると、足の裏が乾燥しやすくなると言われています。最近ちょっと疲れ気味と思ったら、保湿ケアと同時に休息を十分に取りましょう。
◎今夜から試したい足のガサガサ解消法
足の裏は丁寧にケアしていくことで、必ずすべすべになります。顔よりはちょっと手間が必要ですが、ツルスベの足を手に入れるために、以下のことを試してみましょう。ガサガサ足の程度の軽い順からケアをご紹介します。
1、保湿をする
今夜帰ったら湯船につかって、角質をやわらかくしましょう。 入浴後にコットンやキッチンペーパーを使い化粧水を含ませ、かかとや足裏に貼ります。コットンを貼った状態で、足全体をラップし、その上から靴下をはき15〜30分はそのままの状態で時間をおきます。
ラップとコットンを取り除いたら、尿素系保湿クリームやホホバオイル、またはボディクリームをかかとにすりこむように塗りましょう。これらの手入れを日々行うことで、角質がやわらかくなっていくことが実感できます。
保湿クリームを塗る際には、合わせてほんのひと手間、マッサージするのがおすすめです。かかとを手のひらで包み込むようにして温めてから、足の裏全体をほぐすように親指でマッサージしましょう。血行をよくして、すこやかな肌へ導きましょう。
2、古い角質をこすり落とす
ガサガサ保湿のお手入れだけでは足裏やかかとが柔らいだ、潤ったと感じられない場合は、古い角質をこすり落とすお手入れを試してみましょう。削るのはめんどうだし、なんとなく怖いという方にはスクラブによるマイルドなお手入れがおすすめです。
スクラブ入りクリームなどで肌をマッサージして、肌の表面の古くなった角質をこするのです。角質が厚くなりやすいかかとやひじ、ひざの、週に数回行うようなお手入れ方法をお探しの方にむいています。
スクラブは、ボディ用に売られているものだけでも、アイテムの種類が豊富で、クリームやジェルなど好みのテクスチャーを選べるのがうれしいポイントです。専用やすりでこするような、目に見える実感は得にくいですが、肌を少しずつ磨く気分でとりいれるのがおすすめです。角質がそこまで厚くなる前に、日常的にお手入れを続けることで、肌をなめらかにしていきましょう。
3、週に1～2度は角質ケア
たまってしまった古い角質は、丁寧に取ってあげましょう。週に1～2回くらいは角質除去のケアをおすすめします。入浴後皮膚が柔らかくなっている時がベストです。ただし、肌が濡れたまま角質を削ろうとすると削りすぎてしまうので、肌はしっかり乾燥させてください。足裏をしっかり乾かしたところで、やすりか軽石などで軽くこすります。あくまでも軽くで十分です。
終わったら、必ずしっかり保湿をして靴下を履いてかかとを保護しましょう。削った足裏を刺激から守るこの方法で一番大事なことは、やりすぎない事と毎日やらない事になります。さらに、皮膚がふやけた状態（入浴中や入浴直後）の場合はついつい削りすぎてしまうため気をつけましょう。
◎キレイなツルツルかかとを手に入れられる、おすすめケアアイテム
かかとのかさつきの大きな原因は、古い角質がスムーズに除去されずに蓄積されることです。角質ケア専用のやすりも販売されていますが、削りすぎたり間違ったケアをしたりで肌を傷め、さらなる肌トラブルの原因になることがあります。キレイなツルツルかかとを手に入れられる、おすすめケアアイテムをご紹介します。
①ケラチナミン / コーワ20％尿素配合クリーム(医薬品)60g・1,500円+税
角質が剥がれかけているかかとの皮膚を滑らかに、肌を保湿する尿素が20％も含まれている医薬品クリームです。かかとだけでなく肘や手、膝のかさつきにも使えてコスパが良いのも嬉しいポイントです。
②Miimeow / ピーリングソックス50ml・680円+税
専用のソックスを履いて1時間待ち、洗い流すだけのお手軽パックです。12種類の植物エキスとヒアルロン酸、スクワランを贅沢に配合し、お肌に優しいのも魅力です。
③ユースキンA / かかとケアセット780円+税
寝ている間にかかとケアができ、靴下つきのお得なセットで優れものです。クリームを塗りこんで付属の靴下を履いて寝るだけのお手軽ケアで、翌朝にうるおった柔らかい足裏へと導いてくれます。ハイヒールや立ち仕事、冬の乾燥などで厚くなった角質を除去し、ひび割れが気になるかかとやガサガサな足をしっかりケアします。
④リベルタ / ベビーフット イージーパック1,600円+税
使用後1週間で不要な角質が消えるかかとケアのお手軽パックです。大人気の使い捨てかかとパックです。使用後およそ1週間でガチガチかかとの角質がポロポロとはがれ、その後は生まれたての赤ちゃんのようなスベスベかかとが手に入ります。
⑤ヴェレダ / スキンフード30ml・1,400円 +税 / 75ml・2,400円+税
ボディケアブランドとして名高いヴェレダから、ひじ、かかと、顔までオールマイティーにダメージ肌を集中リペアしてくれるオイルが誕生です。メディカルハーブの濃縮エキスやアーモンドオイル、ひまわりオイル配合で、角質を軟らかくしてかかとのガサガサ肌をケアします。
⑥サロンフット / 電動角質リムーバー2,680円+税
細身のグリップで握りやすく、かかとケアが楽々できる電動リムーバーです。1分間に約2,000回転するローラーヘッドで、分厚く硬い角質を除去し、かさつきのないツルツルの肌触りに仕上がります。親指の側面や足の裏にも使用でき、自信の持てる美しい素足へと導きます。
ガサガサになってしまった足やかかとを自宅でできるお手入れ法と合わせて、美しいなめらか素足のために日ごろから心がけたいことをご紹介しました。キレイななめらか素足は一日にしてならずです。私たちの全身を支えてくれている足に日頃から愛情を込めて、丁寧なお手入れをこころがけてみましょう。
