横浜の新名所「横浜ハンマーヘッド」へ行こう
みなとみらいエリアに新複合施設「横浜ハンマーヘッド（YOKOHAMA HAMMERHEAD）」がオープンしました。
客船ターミナル・国際ホテル・食をテーマにした商業施設、そして公園を備えた新たな横浜の名所として注目を集めています。
今回は、魅力たっぷりの「横浜ハンマーヘッド」をご紹介したいと思います。
横浜ハンマーヘッドとは？
「横浜ハンマーヘッド（YOKOHAMA HAMMERHEAD）」は、2019年10月に開業した、「客船ターミナル」「ホテル」「商業施設」が一体となった日本初の複合施設です。
この施設名は、1914年に建造された歴史的に貴重な産業遺産の「ハンマーヘッドクレーン」（50t起重機）の遺構が由来となっています。
コンセプトは、「ヨコハマウミエキ」で、マチと陸・海・空をつなぐ海の駅としての役割を持ちたいという願いが込められています。
3方向が海に囲まれた立地であるため、開放的で横浜らしい雰囲気を味わうことができます。
ハンマーヘッドクレーン付近には「ハンマーヘッドパーク」が整備され、2020年夏頃に開園予定となっています。
では、それぞれの施設についてみていきましょう。
新港ふ頭客船ターミナル CIQ施設（1F）
横浜ハンマーヘッドの1Fは、国際客船を含むクルーズ客船をメインとした客船ターミナルとなっています。
CIQ施設（乗下船の際に税関・出入国審査・検疫を行う施設）が設置され、外国人観光客の入国審査等が行われています。
イベントホールとしても使用されるほどの広さを誇ります。
インターコンチネンタル横浜Pier 8（1F～5F＆RF）
国内でも希少な開放的な空間が広がる、海上立地の国際ホテルです。
上質なホスピタリティで出迎えてくれます。
客室数は全173室、全室45㎡以上の広さでゆったりと過ごすことができます。
海上から横浜の景色を楽しめるクルーズなどの宿泊者が楽しめる企画も用意されています。レストラン&バー、鮨処も備えられており、屋外空間ルーフトップでのパノラマビューも楽しめます。
ハンマーヘッドSHOP＆RESTAURANT（1F～2F）
「食」をテーマとした「見る、味わう、楽しめる」の3要素がつまった、体験・体感型の食の体験商業施設となります。
新業態・初出店を含む全25店舗の飲食テナントが入ります。
デザインコンセプトは「THE FACTORY」です。
出来立て作りたてをテーマに、港の倉庫をリノベーションしたようなファクトリー空間が広がり、1Fと2Fをつなぐ吹き抜け空間には、海をテーマにしたアートオブジェが設置されています。
それでは、ハンマーヘッドならではの、ぜひ訪れたい体験型のショップ&カフェをご紹介します。
ありあけハーバースタジオ
横浜のお土産の定番で、船の形を模した「ハーバー」は、薄くソフトなカステラ生地に刻んだ栗と栗餡を包み込んだ洋菓子です。
ガトーショコラやミルクモンブランなどの味のバリエーションがあります。
アンクルトリスでもおなじみの柳原良平画伯のレトロなパッケージでおなじみです。
ありあけハーバースタジオでは、「myハーバー」を作ることができます。
好きなハーバーを選び、「撮影ブース」で写真・日付・メッセージを入力すると、限定のパッケージができあがります。
専用ポーチも付いて、世界にひとつしかないお土産が完成します。
船のパッケージをスマホで取り込むと、ハーバーができるまでのFactory Tour（製造工程）映像が楽しめます。
また、3種類の「焼きたてハーバー」、ありあけハーバーが丸ごとMIXしたソフトクリームがテイクアウトやカフェでいただけます。
鎌倉紅谷 Kurumicco Factory
かわいいリスのイラストが目印で、歯ごたえのあるクルミと甘くほろ苦い自家製キャラメルをぎっしりとバター生地ではさんだ「クルミッ子」は、全国にもファンの多い人気の焼き菓子です。
クルミっ子の製作工程が見られるほか、クルミっ子が作れるワークショップも開催しています（予約制）。
完成したクルミッ子は、「クルミッ子メモリアルブック」におさめて持ち帰ります。
その世界観を大事にしたオリジナルスイーツやドリンクをいただけるカフェも併設されています。
バニラビーンズ ザ ロースタリー
20周年を迎えた、横浜生まれのチョコレートブランド「バニラビーンズ」新業態の店舗、「バニラビーンズ ザ ロースタリー（VANILLABEANS THE ROASTERY）」が登場しました。
最高のロケーションで、一日10食限定の「バニラビーンズ パルフェ ザ ロースタリー」や、「トリュフベーカリー」とのコラボメニューの「バニラビーンズ トースト」など、ここでしか味わえない、焙煎からこだわったオリジナルのチョコレートスイーツやブランチメニューが用意されています。
タブレット・ラボラトリー「TAB LABO（タブラボ）」では、ベースとなるチョコ・フレーバー・トッピングと選び、カカオ焙煎士がその場で作ったタブレット（板チョコ）をラッピングしてオリジナルチョコレートを持ち帰ることのできるオーダーメイドサービスを行っています。
このほかにも、注目のショップやレストラン、カフェがオープンしています。
手作りのおいしさを楽しめる、横浜発のキャラメル専門店「YOKOHAMA CARAMELLABO」、フレンチトーストなどが楽しめる軽井沢の人気カフェ「ELOISE's Café（エロイーズ カフェ）」、ピーターラビットの絵本の世界観に英国テイストをプラスした「ピーターラビット™カフェ」などでは、海風を感じながらスイーツを楽しめます。
さらに、地元密着型のハンバーグステーキレストラン「ハングリータイガー」、日本を代表するグルメのラーメンの人気店が5店舗集結した「JAPAN RAMEN FOOD HALL」、コスメ＆ビューティのアインズ＆トルペが提案する、カフェも併設した新しいかたちのコンセプトストア「AINZ＆TULPE BEAUTY FACTORY/The CAFE by goodspoon」といったバラエティに富んだショップ&レストランが並びます。
横浜ハンマーヘッドへのアクセス
横浜ハンマーヘッドのオープンに合わせて、「桜木町駅」と「横浜ハンマーヘッド」、「大さん橋客船ターミナル」間を結ぶ新規バス路線の「ピアライン」が運行開始しました。
青色のラッピングが特徴です。
朝夕は速達性、日中は周遊性を重視したルートとなっています。
みなとみらい線の馬車道駅より徒歩10分、またはJRみなとみらい駅より徒歩12分と、散歩がてらに徒歩でもアクセスできます。
さらに2021年春には、桜木町駅前と新港ふ頭を結ぶロープウェイが誕生する予定となっています。
こちらも楽しみですね。
いかがでしたか？
横浜らしい風景が広がるみなとみらいエリアをさらに盛り上げてくれる新施設にぜひ足を運んでみてくださいね。
