面接前にメイクを見直す
春を過ぎる頃、一次面接が開始される会社が多い時期かと思います。
ドキドキの面接、夢に向かってどんな仕事につくか考え決めた会社で、一次面接をどうにかクリアしたい気持ちでいっぱいです。
面接の準備で大切なのが、メイクです。
たかがメイク、されどメイク。
数十分で終わる面接において、第一印象はとても肝心です。
自分の良さを引き出す「就活メイク」を押さえておきましょう!
就活メイクのポイント
まず、「就活メイク」について説明します。
「就活メイク」は、面接の際の自己アピールの一つです。
普段のメイクはどうですか。
オシャレ好きな方は、トレンド感のあるキラキラメイクだったり、はたまた、メイクはほぼスッピンに近い薄化粧だったり…。
アイラインを伸ばし、ラメ感の強いオシャレなメイクは、面接の場ではきつく見えるのでNGです。
また、薄過ぎるメイクは、元気さやイキイキ感がなく疲れた印象に見えるので、これもNGです。
「オシャレ=自分が好きで発信するもの 身だしなみ=相手が感じ取るもの」
と考えると、面接の際必要なのは、「身だしなみ」の方です。
相手にどのように感じて欲しいか、相手はどういった人を求めているのか、
を考えることが重要になります。
【パーツ別】就活メイク
【ベースメイク】
まずはベースメイクです。
ベースメイクで重要なのは、厚塗りにならないことです。
作り込んだ肌にならないように、整えることを意識しましょう。
①顔全体に下地を薄く塗ります。
②コンシーラーを気になる部分(クマ、シミ、くすみ)に乗せていきます。
これも厚くならないように指でトントンとなじませた後、スポンジでポンポンと抑えると余分なところも拭き取れます。
③顔中心のTゾーンと頬、おでこにリキッドファンデを薄く乗せて伸ばしていきます。
顔全体には塗らず、あくまでもフェイスラインに向かって段々と薄く伸ばすと自然なメリハリのある顔になります。
【眉】
顔の印象を大きく左右するので、実は重要なパーツです。
就活中は知性を感じさせる眉にシフトしましょう。
眉の明るさは、髪の色と同じか、若干明るめにすると失敗しにくく、キツくなく明るい印象になります。
①基本の眉の形に整える。
・眉頭は目頭の真上からスタート
・長さは小鼻と目尻を結ぶ延長線上まで
・眉山は白眼の外側終わる場所(目尻側)の真上
②ブラシで毛流れを整えます。毛流れを上向きにするとキリッとした印象になります。
③基本的に書き足すところは、眉山から眉尻までにします。
ペンシルで自然な形になるよう描き足します。
④眉頭から眉山まで、足りない部分は1本1本を描くようにチョンチョンと描きます。
⑤バランスを見て、最後にブラシで整える。
【アイメイク】
就活メイクで一番難しいと思われるのが、アイメイクではないでしょうか。
就活用のアイメイクのポイントは、目の大きさよりも目力です。
自分の目の形を大切に、自分らしさと意欲が伝わるメイクにしましょう。
①ペンシルで、目尻から目頭に向かってまつげの隙間を埋めるように描いていきます。
②アイシャドウは、肌馴染みのいいベージュかブラウンでグラデーションを作ります。
③明るい色をアイホール全体にのせ、暗い色を目のキワに入れ、自然にぼかしていきます。
④マスカラはまつ毛の根元から、上向きになるよう意識しながらスッと塗ります。
ダマになると清潔感が半減するので、ボリュームより長さを意識しましょう。
【チーク】
チークは入れる位置がポイントです。
健康的でイキイキとした印象を与えるために重要なメイクです。
①鼻先と耳の真ん中の位置で結ぶ線を意識しながら、その線の真ん中あたりに楕円形にチークを乗せます。
②ブラシで取ったチークは、一度ハンカチでトントンと無駄な粉を落としておくといいでしょう。
【リップ】
口元も、色を入れることで血色がよく健康的に見せることができます。
色は肌馴染みが良いものを選び、グロスやラメの入ったものは控えましょう。
①まずは、リップクリームなどでケアをしておきます。
②中央から口紅を乗せ、全体に広げます。
③口角の影の部分をコンシーラーで塗ると、より口角が上がって見えます。
【ヘアスタイル】
最後にヘアスタイルも見直しましょう。
せっかく印象の良いメイクをしていても、髪の毛がすっきりしないと台無しです。
ヘアスタイルで清潔感を出しましょう。
①髪をまとめる前にスタイリング剤をつけて、後れ毛などが出ないようにピシッとまとめます。
②結ぶ位置は、耳高さに合わせるとちょうど良いです。
就活メイクでどんな自分に見られたいか
就活メイクで大切なのは、「相手に自分をどう思われたいのか」と考える身だしなみです。
基本の就活メイクがわかれば、プラスaでチークの色やリップの色などで自分らしさもアピールできます。
また、面接を受ける業種によってアイシャドウの色を変えてみたりと、就活メイクに正解はありません。
就活メイクも、楽しむことを忘れず
自分に合った就活メイクを探してみてください☆