自然派野外フェスのおすすめコーデ
みなさん野外フェスに参加されたことはありますか。街着ではしっかりオシャレ女子で
いても野外フェスファッションは悩ましいものです。
フジロック、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 、サマーソニック、RISING SUN ROCK
FESTIVAL 、モンスターバッシュ、a-nation、URTLA JAPANなど数えきれないほどの野
外フェスが日本でも開催されています。そこで、野外音楽フェスをより一層楽しむ為
に、フェスに合ったおすすめコーデをご紹介します。
◉フジロック
フジロックは、1997年夏に誕生した国内最大級の野外ロック・フェスティバルです。自
然と音楽の共生をテーマに、富士山麓の大自然の中で始まりました。1999年からは新潟
県・苗場スキー場に会場を移して今に至ります。
フジロックは大自然でハードなイメージがあり、3日間参加する場合は色々準備が必要
です。音楽を楽しめるようにファッションの注意点やおすすめコーデをご紹介します。
1、Tシャツ+ショートパンツ、ベーシックコーデ
フジロックでも一番多く見られるファッションは男女ともにTシャツにショートパンツ
スタイルです。日焼け対策、ブヨ・マダニ等の虫対策のためにレギンスを着用する人も
います。
動きやすい服装が基本フェスコーデです。よく汗をかく人は着替え用のTシャツの準備
が必要です。Tシャツは好きなアーティストやかわいいオフィシャルTシャツなどを着て
ライブを観るのがおすすめです。
足元はトレッキングシューズやスニーカーなどのしっかりした靴がおすすめです。危険
ですので、野外フェスでのヒールはやめましょう。
山のお天気は変わりやすく雨のことも想定した場合、役立つのが、折りたたみの長靴で
す。着脱しやすいポンチョも一緒にカバンに忍ばせましょう。
2、ワンピース、キャミソールスタイル、楽ちんコーデ
可愛さと楽ちんさを兼ね備えたワンピース、キャミソールコーデで海外フェスのような
肌見せコーデがおすすめです。
ワンピース、キャミソールの下にレギンスやホットパンツを履いておくとアクティブに
動けます。大自然の中では虫に要注意です。虫刺されや日焼け防止策にストールやUV
カットのカーディガンなど羽織るものを用意しておしゃれを楽しみましょう。
朝、夕の野外フェスでは気温がぐっと下がるので上着は忘れずに準備しましょう。
◉ROCK IN JAPAN FESTIVAL
2000年に初開催され日本で活動するロック・ポップス・ヒップホップなどのバンドやJ-
POPの歌手など、200組を超えるミュージシャンが参加する日本最大級の野外ロック・
フェスティバルです。
毎年8月に茨城県ひたちなか市で開催され、日本を代表する野外フェスの一つです。
ロックインジャパンの会場はとても広い平地で木陰もなく、蒸し暑い日が多いので暑さ
対策をしっかりしたコーデが必要です。
1、オフィシャルTシャツ+デニムショートパンツコーデ
一日を通してたくさん歩くので、動き回りやすいTシャツにデニムショートパンツコー
デがフェスでは定番です。好きなアーティストさんや過去のフェスTシャツをアレンジ
して着こなすのがお洒落コーデです。
デニムショートパンツを花柄などのカラフルなキュロットスカートに変えて、
オフィシャルTシャツを合わせればとってもキュートになります。
初めて参加する方も心配はいりません。当日オフィシャルグッツショップにて購入して
その場で着ることができます。オフィシャルTシャツはデザインが豊富で、可愛い物が
多いのでお気に入りの一枚を見つけてください。
パンツスタイルの動きやすいスキニージーンズのような風通しが悪いものはやめましょ
う。汗や熱気で蒸れて不快になり、ライブを楽しむことができなくなります。
パンツスタイルを選ぶのであれば、ワイドパンツを選んだり、生地の素材に気をつけて
通気性の良いコーデにしましょう。
人の多いところでもどんどん入って騒ぎたい人は、足元はスニーカーをお勧めします。
足を踏まれるほどの場所では騒がない人はクロックスがおすすめです。
日陰が少ないフェスでは暑さ対策として帽子は必須です。つばが大きいサファリハッ
ト、キャップを合わせて野外フェスを楽しみましょう。
2、カラーワンピース+レギンスコーデ
フェスでも女らしさをアピールするならワンピースもありです。ポイントは、膝丈ワン
ピースとスニーカーコーデです。
カラーはビタミンカラーやダイダイ模様など派手なカラーワンピースがおすすめです。
マキシワンピースは広大な場所を歩くフェスには不向きです。控えましょう。
ボヘミアンワンピースもフェスに似合うファッションです。刺繍がほどこされているも
のは女性らしさを強調するとともに、個性的なデザインで自分らしさをアピール出来ま
す。
足元は防水にも長けているトレッキンシューズがおすすめですが、脱ぎ履きが若干面倒
で、ファッション性に欠けるのが欠点です。クッション性が高く、足も疲れにくいハイ
テクスニーカーや履き慣れているスニーカがいいです。しかしお気に入りのスニーカー
で汚されるのが嫌な場合は注意しましょう。
1日中歩き回るフェスで大事なのは足元です。不快に思えるコーデでは音楽やフェスを
楽しめません。天気や気温などリサーチをして準備を怠らず、快適に過ごせる野外フェ
スのファッションコーデを楽しみましょう。
都市型フェスのおすすめコーデ
音楽フェスがどんどん増えていますが、フェスに参加したことがない方なら、まず初め
に気軽に参加できる都市型フェスがおすすめです。
野外フェスより初心者でも参加しやすいと参加する人が年々増えています。しかも、お
しゃれをして出かけやすいので、ライブもファッションも楽しんで過ごしたい人におす
すめです。
自然に囲まれた会場が多い野外フェスに比べ、都市型フェスは比較的装備も軽くてすむ
ためおしゃれの自由度が高いのがポイントです。
都市型フェスの中でも代表的なフェスとおすすめコーデをご紹介します。
◉SUMMERSONIC/サマーソニック
都市型フェスのパイオニア、サマーソニックがあります。サマソニは、毎年8月上旬か
ら中旬の間で2日間、土曜・日曜に千葉のZOZOマリンスタジアム & 幕張メッセ(2000
年のみ山梨)と大阪で開催される都市型ロックフェスです。
日帰りでも気軽に行けるという都市型フェスを掲げており、都市型にふさわしい商業性
を全面に押し出した、パワーあふれるフェスです。
サマソニの最大の魅力は、なんと言っても出演者の豪華さと幅広さです。国内で豪華な
海外アーティストを何組も観られる珍しいフェスです。それに加えて邦楽のバンドはも
ちろん、J-POPアーティストやアイドルにいたるまで非常に幅広いラインナップになっ
ています。
都市型フェスのサマソニはファッションもまたバリエーションが豊かで自由度が高いで
す。
1、マリンカラーコーデ
サマソニは東京・大阪ともに海岸がとても近いので、海を意識したマリンカラーをコー
デはいかがでしょう。ボーダーや白などを使うだけで簡単にテイストを楽しめます。
白の9分丈やワイドパンツを合わせるのが王道ですが、思い切り短めのホットパンツを合わせれば一気に夏フェス仕様になります。変に色や柄は使わずにスニーカーやキャップも白系で統一するとマリンスタイルになります。
2、マキシワンピースコーデ
晴れの日以外はおすすめできませんが、涼しいく見た目も夏っぽく、何より日焼け対策
ができます。前方のアリーナ側には行かず、後方でゆるりと都市型フェスを楽しみたい
人におすすめです。
ワンピースにヒールを合わせたいところですが、やはりスニーカーを合わせるのがベストです。
◉URTLA JAPAN
ULTRAは、毎年3月にアメリカのマイアミで開催されている世界最大級の音楽フェステ
ィバルであり、2014年に初めて日本に上陸しました。
日本では毎年9月にお台場で開催されているエレクトロニック・ダンス・ミュージック
の国内最大級のイベントです。
クリエイティブ・ディレクターを務める小橋賢児さんが都市型イベントにこだわりお台
場で開催されており、世界で活躍する数々の豪華DJアーティストのステージが楽しめる
のが特徴です。
ULTRAではダンスミュージック・フェスならではの開放的なファッションがおすすめです。
1、スポーティーコーデ
ヨガウェアの様なピタッとスポーティーなスタイルやジャージファッションがおすすめ
です。みんなで同じものを着たり、背番号違いのジャージを着ると一体感があり上下同
系色で合わせることで、まとまりが出て可愛いです。
スポーツウェアはカラフルなデザインのものも多くあるので、おしゃれに取り入れましょう。
2、ボヘミアンコーデ
海外フェスでも定番として人気を集めているボヘミアンファッションがあります。民族
衣装のようなファッションは野外イベントらしさを感じさせてくれるます。バランスよ
くアイテムを身につけるのがポイントです。
3、黒コーデ
黒一色コーデは都会らしいファッションとしてシンプルで人気があります。そのままの
格好で会場への往復ができるコーデはおすすめです。黒一色で統一する場合は堅苦しく
ならないように、肌見せなど抜け感を出す着こなしが大切です。
都市型フェスはアクセスの良さやフェスの快適さなどから、多くの人が自由に音楽と好
きなファッションを楽しめるイベントです。サングラスやアクセサリーの小物にも気を
つかい、アーバンスタイルのフェスを満喫しましょう。
普段はシンプルな人も、フェスでは思いっきり派手なコーデに挑戦してみるのもフェス
の楽しみの一つです。参加されたことがない方は、まずは都市型フェスから参加して楽
しい思い出を作りましょう。
いかがでしたか
自然派の野外フェスも都会型のフェスもどちらも魅力的です。
野外フェスは、ついつい開放的になり露出が高いファッションになりがちですが、お酒
が入り不特定多数の人が集まるイベントなので痴漢や盗撮被害が出ています。
オフショルダーやキャミソール、ミニスカートはフェス女子に人気があるコーデです
が、露出が多いと、変な男性に狙われる可能性も十分にありますので、抵抗がある人は
控え、自分の身は自分で守りましょう。
ほぼ一日中野外に立ちっぱなしが野外フェスの基本となり、体力勝負な面もあります。
ライブを十分に楽しむために水分補給を定期的に行い、適度に休憩を挟みましょう。
音楽フェスを安全に楽しむためには天候や持ち物を事前にリサーチをすることが大切で
す。音楽もファッションも予習をした上で参加すると、より一層楽しめます。