お風呂タイムは湯船に浸かる派?シャワー派?
ジメジメと暑い日本の夏真っ盛り!
この様なシーズンに皆さんは湯船に浸かる派ですか?それともシャワー派ですか?
特に湿気が多い日本の夏ですから、お風呂上りはできるだけ涼しく過ごしたいという気持ちから、ついついシャワーだけで済ませてしまう方が多いのではないかと思います。
ある調査では、冬場に比べて夏場は約3割の人が湯船に浸かるのをやめてしまうそうです。
日本人は古くから温泉に浸かることで身体の弱っているところを癒したり、リラックスすることを好み、湯船に浸かる習慣が根付いていますよね。
お湯に浸かって身体を温めることは良いこととされてきたわけです。
では暑い夏に湯船に浸かると、どんな良いことがあるのでしょうか。
今回は、夏の入浴のメリットについてご紹介します!
夏場の入浴のメリットとは?!
夏になると深刻になるのが、冷房による冷えです。
暑い外から涼しい室内へ入ると気持ちが良いので実感しにくいのが夏の冷えです。
それにより冷えが蓄積し、頭痛や肩こり、むくみ、便秘や血行不良が起こりやすくなるのです。
それを解消してくれるのが、身体を温める行為、つまり毎日湯船に浸かるということになります。
メリット
1.温熱作用
お湯の温度で身体を温めることにより、毛細血管が開いて血行がよくなります。
2.水圧作用
適度な水圧により心臓の動きが活発になることで、血液やリンパの流れが良くなります。
3.浮力作用
水の中では浮力が働き、日頃自分の体重を支えている身体への負担が10分の1程度になることで、関節や筋肉を休ませることができます。
入浴時のポイント
お湯の温度は38度~40度程度、少しぬるいと感じる程度のお湯にゆっくりと浸かることがポイントです。
また、長時間の入浴が良いわけではなく、10分~15分しっかりとお湯につかることで、身体の芯まで温まり、リラックス効果も得られます。
肩までしっかりお湯につかる「全身浴」は、さきほどご紹介した3つのメリットの効果を活かすことができます。
一方で水圧を胸まで受けるので体への負担もあります。温度と入浴時間をしっかりと守ることが大切です。
呼吸器や心臓が弱い方、もっと長くお湯に浸かっていたい方は半身浴がオススメですが、お湯の効果は薄れてしまいます。
長くお湯に浸かる際は水分補給を忘れないようにしましょう。
入浴中にやってみよう!
お湯に浸かっている10分~15分という時間を有効活用してみませんか?
本を読んだり動画を観たり…入浴中の楽しみ方は人それぞれあるかもしれませんが、美活タイムにしてみるのもいいかもしれません。
<おすすめの美活方法>
◎マッサージ
特に下半身は重力によって負担がかかりやすく、特にふくらはぎはむくみを感じやすい箇所です。
足裏のもみほぐしから始め、足首を回す、ふくらはぎから太ももをもみほぐす、という風に、気持ちが良いと感じる強さでマッサージしましょう。
◎毛穴ケア
小鼻や頬の毛穴よごれが気になる時は、湯船でのケアが効果的です。
湯船に浸かると毛穴が開いて汚れや角栓が落ちやすくなるからです。
毛穴が開いたら気になる部分を優しくクルクルとマッサージしましょう。
この時、お風呂で使えて角栓を落としやすくする処方がされているジェルなどのアイテムなどを使うとより効果的です。
また、湯船に浸かりながらクレンジングするのもオススメの方法です。
◎頭皮ケア
日頃忘れがちなのが頭皮のケアではないでしょうか。
頭皮のケアとしてオススメなのが、頭皮マッサージです。
頭皮をマッサージすることで、抜け毛予防や白髪予防、小顔効果、肩こりや頭痛の解消が期待できます。
また、頭には多くのツボがありますので、マッサージすることで自律神経や内臓などにも良い影響を与えてくれます。
襟足から後頭部を通って、頭頂部、前頭部、おでこの生え際を、指の腹を使って押していきます。
自分でマッサージするのが難しい場合は、お風呂で使える頭皮用マッサージ器やブラシを使うのもお勧めです。
お気に入りの入浴剤でもっとリラックス
湯船に入浴剤を入れることは、入浴の効果を高めてくれるだけでなく、色や香りからもリラックスすることができます。
また、昔から「さら湯は身の毒」という言葉があるように、まだ誰も入っていない真っさらなお湯に入ると、浸透圧の影響で体液がお湯に流れ出てしまうだけでなく、水道水に含まれる有害物質が皮膚に影響を与えてしまうということです。
入浴剤を入れることで防ぐことができるということなので、実践しない手はありませんね。
お勧めの入浴剤
クナイプ バスソルト スーパーミントの香り
バスソルトで定評のあるクナイプから、夏限定で「ライムミント」と「スーパーミント」が発売されています。特に「スーパーミント」は、天然ミントとメントールの効果で、身体はじんわり温まるのにひんやりクールな感覚が得られます。
バブ メディキュア 冷涼クール
メディキュアシリーズは通常のバブの10倍の発砲炭酸泡で、より入浴の効果を高めてくれます。そしてこの冷涼クールタイプは、メントールが配合されているのでお風呂上りの火照り感をやわらげてくれます。
アユーラ 薄荷香草湯
ハッカ、レモン、高麗人参などのエキスが配合されていて、みずみずしい香りと清涼感が心も身体もリフレッシュ、夏のダルさも解消してくれます。
ここまで、夏場の入浴の大切さ、入浴中にできる美活、おすすめの入浴剤などをご紹介してきましたがいかがでしたか?
最近疲れやすかったり、肩こりがひどいと感じている方は、入浴方法を見直してみてはいかがでしょうか。
身体を温めてこの夏を元気に乗り切りましょう!