マフラーとは？
マフラーとは主に冬に活躍する防寒用の襟巻のことをいいます。
くるくると首に巻き付けて使用するのが基本です。
幅は数十センチ、長さは２ｍ程度で広げると長方形の形をしていて、ニットやウール素材の厚手生地でニットやファーのような冬素材で作られているのが特徴です。首回りを暖かく保温しボリュームのあるものが多いです。
見た目にはニットのマフラーはカジュアルになるものが多く、カジュアルコーデを好む女性に人気です。
種類はマフラーの端にフリンジがついたデザインのフリンジマフラー、ニットマフラー、ファーマフラーなどがあります。ファーは秋冬の人気素材なので首元に取り入れるととってもおしゃれに見えます。
マフラーはニットやウール素材であることが多いので他の襟巻アイテムと比べて「防寒性重視」のアイテムです。
ストールとは？
ストールとはマフラー同様首に巻いて使いますが、もともとは「肩掛け」として使われていて用途も様々です。
最近はオフィスやちょっとした外出先でのひざ掛けとしても使う人も多いです。
マフラーよりも生地が薄く、幅が広くて長さがあるのが特徴で季節に合わせて素材を選べばオールシーズン使えるアイテムです。
長方形、正方形、柄、カラーとバリエーションが豊富で巻き方を工夫することによって印象を変えたりもできるので、防寒よりもおしゃれを楽しむアイテムとして人気です。
種類はどんなコーデにも合わせやすいフリンジストールや人気柄のチェック柄ストール、素材にこだわったカシミヤストールが人気です。
ストールはサイズ感があり素材もマフラーより薄いので広げたりマフラー代わりに使いたい女性や、きれい目コーデや室内でも使いたい人に好まれています。マフラーより用途が広いので活躍するシーンも様々ですね。また大判のストールは首に巻くことでボリュームが出て小顔効果があるので女性に人気のある使い方の一つになっています。
マフラー・ストールの人気素材
首回りに使う素材のため「肌触りが良く柔らかな素材」がおすすめです。
主な素材としては、「ウール」「カシミヤ」「アンゴラ」があります。保温性に優れているため冬の小物アイテムとしてはぴったりの素材です。
【ウール】
ウール（羊毛）は一番馴染みのある素材で熱伝導率が低いため冬は暖かくまた通気性が抜群です。
長時間首に巻いていても蒸れにくいのが特徴です。ふわふわとした弾力性がありシワになりにくいので安心して使える素材です。
贈りものにも適しているので迷ったらウール表示のものを選ぶことをおすすめします。
【カシミヤ】
人気のあるカシミヤは、肌触りや光沢、柔らかさが抜群の最高級素材です。カシミアは毛質が細くしっとりとした柔らかさが特徴で薄くても暖かいです。高級感のある見た目や肌触りからビジネスやパーティーなどのフォーマルなシーンにも最適な素材です。ワンピースの上からさらっと羽織るだけでも素敵に飾ってくれます。 保湿性や保温性にも大変優れている素材のため、少しお値段は高めですが年齢層の上の方や大切な人への記念日の贈りものとしても大変喜ばれます。
【アンゴラ】
アンゴラは、アンゴラウサギの毛で作られたもので、とても柔らかく滑らかな肌触りです。アンゴラは軽くて暖かくカシミヤほど高値でないこともあり、年代問わず大変人気があります。カシミヤには手が届かないけど、軽くて柔らかい素材のものを探している人はアンゴラがおすすめです。肌への刺激が少ないのでマフラーでもストールでも使い勝手のよい素材となっています。
色と柄選びの楽しみ方
マフラー・ストールの楽しみ方は色や柄選びです。
素材選びで質感や見た目の印象が変わりますが、色や柄選びはその日のコーディネートに合わせる上でよりオシャレを楽しめます。
マフラーの色でよく選ばれるのは、「黒」「白」「茶」「ベージュ」などの合わせやすいカラーが定番ですね。
最近の傾向では差し色として赤など明るい色を首元に持ってきてコーディネートを完成させるのが人気です。
冬のファッションは黒、グレー、ネイビーなどどうしても暗めの色になりがちですが、顔周りを明るくみせたり小顔効果を狙って明るい色柄を選んでみても楽しいです。 あまり人と被らないでオシャレにコーディネートしたい人はキャメルもおすすめです。
また柄物でいうと一番人気なのは「チェック柄」です。
20代から50代まで幅広い層の女性から人気があり無地のアウターとも非常に相性がいいのが理由です。
トップスやボトムやコートなど色見が落ち着いているのものでもマフラーやストールでコーディネートに加えると使い勝手が良くとても便利です。特に人気の英国風のチェック柄は、上品でありながら赤や青など鮮やかな色を使って入りため印象が華やかになります。
アウターがどの色でも合わせやすいため柄物選びで迷ったときはまずは１枚持っておくと何かと使えます。
お手入れ方法
最後にストールやマフラーのお手入れ方法です。気づかないうちに皮脂やファンデーションで汚れていたり、顔周りに身に着けるアイテムなどで清潔に保つには注意が必要です。取り扱い絵表示に「洗濯機のマーク」や「手洗いのマーク」があれば自分で洗うことができるのでぜひ試してみてください。
【ストールやマフラーの洗い方】
1.目立つ汚れには事前に中性洗剤をなじませておく
2.汚れ部分が面になるようにして畳んで、洗濯ネットに入れる
3.洗面器にぬるま湯を入れ中性洗剤を溶かして押し洗いをする
4.優しく絞りすすぎを2回する
5.もう一度キレイなぬるま湯を洗面器に入れる。柔軟剤を溶かし、洗濯ネットごと浸ける
6.優しく絞り洗濯機で軽く脱水をする
干すときは風通しのよい場所に置き形を整えて平干しをします。
ハンガーを使うと伸びやすいので避けたほうがよいです。
ウールやカシミアは縮みやすいので取り扱いには注意してください。
手洗いOKのものでも優しく丁寧に洗うことがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
マフラーもストールもこれからの寒い季節のお役立ちアイテムですが、用途やファッションスタイルによって選んでみてもいいですね。
素材や色柄選びでもいつものコーデがガラッと変わるので色々と揃えて楽しんでみてください！
