この秋、ぜひコーディネートに取り入れたい“ライダースジャケット”のおすすめです!
ここ数年、アウターにライダースジャケットを羽織るコーデをよく見かけるようになりました。
もともとハードなファッションイメージがありましたが、
女性にも気軽に取り入れられる身近なアイテムになったと感じます。
素材・カラー・デザインなどチョイスやコーデのポイントをご紹介していきます。
そもそも、ライダースジャケットとは?
少しだけ、 “ライダースジャケット” についての豆知識を調べてみました
ライダースとは “バイクに乗る人” をさすそうで、
“ライダースジャケット” は、
バイクに乗るときに着用するアイテムとして開発された専用ジャケットなのです。
そのため、強風に対応した工夫や、バイクの運転を考慮された、
“機能ジャケット” というのが特徴です。
この特徴がデザインの定義となっています。
❖生地
“ライダースジャケット” といえば、必ず ”レザー” が使われています。
素材から強風に対応したチョイスになっているのです。
また、もしバイクから転げ落ちた場合にも、
レザーには体を保護してくれる機能があるそうです。
❖ボタンやベルト
バイクの走行中は、強い風の中での運転になります。
そこで、強風に耐え、保護する工夫やデザインがふんだんに取り入れられています。
例えば “袖口” には手首から風が入りにくいように、
きゅっと締められるボタンやベルトが付いています。
襟や裾にも同様の加工がされていることが多くなっています。
❖バイクへの乗りやすさ
基本的に、裾の長さは ”短め” がスタンダードとなっています。
短い方がバイクに乗る時に邪魔になりません。
対して、腕の裾は “長め” に作られています。
運転時は腕を伸ばしてハンドルをにぎりつづけるため、
強風を防いだり、腕を動かしやすいそうです。
ファッションとしての “ライダース”
もともと機能性重視の専用ジャケットであったことと、
ライダーには男性が中心であったことから、
女性ファッションに取り入れるというイメージはなかなかありませんでした。
しかし最近では、甘辛のフェミニンアイテムにプラスするコーデをよく見かけます。
その為、ファッション用の素材・カラー・デザインが展開され、
とても身近なアイテムとなっています。
❖素材選び:レザーとフェイクレザー
ファッションアイテムとしてのチョイス観点から考えると、
結論としては、女性には ”フェイクレザー” をおすすめします。
女性がファッションアイテムとして手に入れることを考えると
フェイクレザーのメリットが大きく出るのです。
それぞれの魅力をまとめてみました。
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【本物のレザー】
<メリット>
・使えば使うほどに味が出る
・手入れをすることで長年使える
・暖かい
<デメリット>
・最初はフェイクに比べてとても固い
・気軽に購入するには値段がとっても張る高級品である
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【フェイクレザー】
<メリット>
・お手頃価格
・軽い・柔らかいので、着やすい
・その年の流行に合ったカラー・デザインで買換え購入する
<デメリット>
・長年使えるほど丈夫ではない
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❖サイズ
ライダースジャケットだけではなく、
レザージャケット全般に言えることかもしれないのですが、
“肩幅がフィットしたサイズ” を選ぶと良いそうです。
皮は、着ているうちに伸びるので、ジャストサイズで購入してもゆとりが出てきます。
❖シングルorダブル
前開きの部分について、“シングル” or “ダブル” の二択になります。
それぞれの特徴をチェックしてみました。
以下のキーワードがイメージされます。
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【シングル】
・スッキリした印象
・エレガント
・大人カジュアル
・カラー物も嫌味なし
・ナチュラル
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【ダブル】
・ハードな雰囲気
・個性的
・シンプルコーデのポイントとして使える
・バイカーのスタンダードなデザインであるため、
ディティールのバリエーションが豊富
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❖裾の長さ
定番の長さとしては、ウエスト下くらいまでの長さです。
ロングやショートもありますが、定番は一番使い勝手が良さそうです。
❖色:圧倒的に黒が多い
ライダーが着用するジャケットでも、ファッションアイテムとしても、
圧倒的に黒が多く使い勝手もよいのですが、
一方で、今季はカラーバリエーションも豊富に出ています。
❖裾部分のベルト
女性のファッションアイテムとしては、
裾にベルトがなく、スッキリしたデザインをチョイスすると使いやすいです。
カラー・素材、豊富なバリエーション展開
基本デザイン・シルエットはそのままに、
素材や色でデザイン性のあるライダースがたくさんあります。
今季のおすすめは、 “甘めカラーのカラーライダース”!
ブラウンやグレー、ピンクなどの控えめなアースカラーのライダースは、
ハードな印象のレザー素材でも、コーデを柔らかい印象に仕上げてくれます。
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【素材】
・デニム
・コーデユロイ
・スエード素材
・部分的にあしらわれたムートン
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【コーデ】
・ピンクライダース✕ワイドパンツ
・グレーライダース✕ボーイッシュパンツ
・ブラウンライダース✕ベレー帽
・白ライダース✕ワンピのフェミニン秋コーデ
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いかがでしたか?
まだ “ライダースジャケット” に挑戦したことがない方には、
今年の秋にはぜひチャレンジしてみてほしいアイテムです!