梅雨が明けて、本格的な真夏シーズンに突入しました。海、山、川などレジャーでお出かけする方も多いのではないでしょうか。そこでおススメなのが、今大注目のアウトドアレジャーである「キャニオニング」です。自分の身ひとつで楽しむことが出来るので、初めてでも冒険気分が味わえると人気が高まってきています。しかも、北海道から沖縄まで全国で楽しめるスポットがたくさんあるのも嬉しいですね。そこで今回は、人気のキャニオニングスポットをご紹介していきます!
キャニオニングって何?
ヨーロッパ発祥で、高低差のある渓流を身一つで下りていくアウトドアレジャーです。激しく流れる水流に身を任せて岩肌をウォータースライダーのように滑ったり、ジップラインで直角に滑り降りたり、滝つぼにダイブすることもあり、スリルや刺激を味わうことができます。
ツアーのシーズンは、おもに4月~10月とされており、ガイド付きのツアーが組まれており、サポートをしてくれるので初心者さんでも楽しむことが出来ます。
どんな準備をしていけばいいの?
1.水着・濡れても良い服装(下着)
基本装備(ヘルメット・シューズ・ライフジャケットなど)はレンタルをしてくれます。特にウェットスーツは、岩場を下る際に傷んでしまう可能性があるので自前のではなく、レンタルがおススメです。ウェットスーツの下には、もちろんシンプルな水着など濡れてもよい服装をしておきましょう。
2.ゴーグル
水中での活動がメインになるので、ゴーグルがあると便利です。レンタルもあるので事前に確認しておきましょう。眼鏡をしている方は、眼鏡バンドを忘れずに。
3.タオル
速乾性の高いアウトドア専用のタオルだと便利です。
当日の主な流れ
受付・料金の支払い
- ツアーの説明
- 着替え、ライフジャケット・ヘルメットなどを受け取る
- スタート地点まで移動
- キャニオニングスタート
- シャワー
- 解散
ツアーによっては、ティータイム、バーベキュー、ランチがついているもの、記念写真の販売もあります。また、近くに温泉や宿泊施設がある場所もあるので、疲れた身体を癒すのもおススメです。
全国のおすすめキャニオニングツアー
北海道
富良野、ニセコ、日高、札幌などで6月~9月末にかけて楽しむことが出来ます。ツアーによっては温泉がついているところもあるので、川遊びで冷えた身体を温めるのもいいですね。
東北
宮城県 蔵王エリアにて、7月~9月に開催されます。特色のある3つのコースがあり、その日のコンディションで決まるので当日のお楽しみです。
関東・甲信越
関東で代表的な場所は、都心から快速で80分で行ける奥多摩エリア、群馬県利根川の最上流エリア、四万ブルーの透明度のある奥四万湖エリア、栃木県鬼怒川エリアなどが有名です。キャニオニング後に温泉を楽しめる場所もあるので、疲れた身体を癒すのにはちょうどいいかもしれません。
甲信越では、長野県南信州にあるエメラルドグリーンの清流を下るコースが人気です。南アルプスに囲まれた絶景の場所で、抜群の透明度とスケールの大きな渓谷に圧倒されること間違いなしです。
奥多摩エリア
奥四万湖エリア
東海・関西
東海地方では岐阜県、関西地区では三重県・奈良県・滋賀県にある川の源流エリアにて開催されています。いずれも町の中心部から離れており、大自然を満喫できるのが魅力的です。
関西地区では、小学生1年生から参加できるコースがあり、初心者さんでももちろん楽しむことができます。
岐阜県のキャニオリング場所からは、車で10分の距離にバーベキュー施設や宿泊施設(要予約)もあるので、活用してみてはいかがでしょうか。
三重県・奈良県・滋賀県
www.shizenha.sakura.ne.jp
四国
日本最後の源流「四万十川」の支流の一つ目黒川が貫く渓谷を楽しむ3コースがあります。スタート地点まで遊歩道があるので歩きやすく、距離も短いので、川の中で約2時間もの間たっぷりと充実して過ごすことが出来ます。
九州・沖縄
九州地方では熊本県八代市にて、「忍者」体験と掛け合わせた他にはないユニークなキャニオニング体験ができます。(激強の滝に打たれる修行や、忍者の飛び込みなど)
沖縄地方では、人気観光スポットの屋久島が舞台です。永田川の下流域、横河渓谷からスタートし、夏の暑さでほてった体を渓流の冷たい水が冷やしてくれます。南国ならではの青い空と山とのコントラストはここでしか体験できません。
また、手つかずの自然が残った離島・西表島でのキャニオニング体験もおススメです。沖縄本島より400㎞南西に位置する西表島は、東京~大阪間の距離があります。マングローブカヌーとセットのコースなので、自然を満喫したい方、開放的にリフレッシュしたい方にオススメです。
熊本 八代市
屋久島
夏休みはキャニオニングで決まり!
全国のキャニオニングスポットをご紹介してきましたが、行ってみたい場所やコースはありましたか?キャニオニングの魅力は、スタート地点までトレッキングを兼ねて山の雰囲気を楽しみ、水の中では美しい清流に身をゆだねて川を下り、最後にはダイブなど刺激的なスリルを味わえる、最初から最後まで大自然を満喫できるところにあります。今年の夏休みは、キャニオニングで夏の暑さを吹き飛ばしてみませんか?